2006年12月2日土曜日

ヌード同然

新型ボディースキャナーで旅客の全身を透視して調べる検査を、アリゾナ州のフェニックス空港で年内に試験導入すると発表。(時事通信社より)

この記事を見て思い出したんだけど、先日ボストンから帰る時の手荷物検査で、全身を調べられた。手荷物をX線で調べている間、なぜか普通の人とは違う場所へ連れて行かれた。そこで、全身を検査官に入念にボディーチェックされた。恐らく、無作為に何人かに1人の割合でこういった検査をしていて、たまたま俺が選ばれたのだろう。まず、小型の金属探知機で全身をチェックして、それから検査官の手により入念に不審物がないかを調べられた。まさに警察官が犯罪者を取り調べている光景だ。

カウンターで航空チケットを受け取るときもIDの確認が必要で、手荷物検査を受ける前にもIDを確認される。手荷物検査を受けるときは、どんな液体も持ち込めない。うっかり栄養ドリンクが鞄に入っていることを忘れて、検査官にもう一度外に出て飲んでから戻ってくることもできると言われたけど、捨てた。

こんな不便な世の中になってしまったのもすべて911のテロが原因。空の旅で安全が保障されるならば、どんな検査も受け入れます。