恵まれた俺
昨日、久々に普段お世話になっている30歳の方と外食。場所は初めて行ったハタノという日本食の店。普段より安くなっていると薦められた鉄火丼を注文。久々のマグロの刺身が食べられて嬉しかった。お互いの今の状況から日本の経済まで、いい話ができた。まず感じたことは、“俺は色々なこと恵まれていて、俺のたどってきた道は1つも間違っていなかった”ってことだ。これから、そのことについて詳しく書きます。
数日前、俺とタメの友達の大学院入学の不合格を知った。彼は俺よりもかなり努力家で、TOEFLは俺がようやくクリアーした点数を2年以上前に日本で取って、1年半前に大学に入学。それで、今学期に大学院に入学できるように申請していたらしいのだけど、結果は不合格。
今まで聞いた話で、TOEFLはO.Kなのに、GPA(卒業した大学の成績)が悪く、不合格になった人はいっぱいいる。アメリカの大学院入学はGPAがかなり重要みたい。いくら日本でいい大学を出ても、また、日本で有名な会社に入っていても、GPAが悪いと落とされるようだ。
彼の場合は、なぜ不合格になったのかの詳細は不明だけど、俺が大学院に入学できたことは間違いなくラッキーだった。そして、アメリカの大学院に入学することは決して簡単ではないってことだ。俺が入学できたのは、運が良かったことと、俺の日本の大学の成績が良かったこと。そして、現在の専攻の教授が俺の大学院入学審査する時点で俺を知っていたことだ。今思えば、この3つのうち1つでも欠けていたら、今の俺はここにいなかったのではないかな。
つまり、結果的にTOEFLのクリアーが長引いて、オープン生(正規の学生ではない)として授業を受けていたことは良かったってことだ。大学院生になる前に授業を受けることで、今の教授に出会え、大学院の入学書類審査の前に俺という人間を知ることができたためだ。もし、教授が書類審査の段階で俺を知らなかったら、不合格だった気がする。理由は、推薦状がむちゃくちゃだったからだ。(アメリカの大学院の入学には推薦状とGPA、エッセーが重要と言われています。)以前にも書いたように、推薦状は3つ必要で、2つは日本の大学の教授に頼んだのだけど、今の教授が言うには、あの彼らの英語はありえんらしい。そして、もう1つは語学学校時代の先生に頼んだ。これもまずかったみたい。理由は、語学学校の先生は俺の専攻と関係ないからだ。
そして、アメリカでTOEFLをクリアーできず日本に帰国して、すぐ点を取れたのも運命を感じる。なぜかと言うと、もし大学の授業が始まる直前の9月にTOEFLの点が取れていて、日本に一時帰国せず、そのまま大学院生として授業を受けていたら、その学期をこなせた自信はまるで無い。今だから言えるけど、あの時点の俺の精神状態はかなり参っていて疲れていた。むしろ、TOEFLを取れなくて良かったと今思っている。3ヶ月間日本にいることで、精神的にも、肉体的にも充電できた。それに、色々なところに旅行もいけたしね。
だからアメリカに来て大学院入学するまで2年間という空白の時間ができ、一見遠回りしているように見えるけど、1つも無駄な時間は無かったと思う。今だからそう思えるけど、その当時は全ての物事がうまくいっていない気がして、正直かなり焦っていた。結論:これから俺は恵まれた大学院生として肝に銘じ、頑張っていきたい。
今回はかなり文章が長くなったな。最後に、昨日ようやく今後のプランがある程度分かりました。これから普通に授業を1つも落とさずに、成績もB以上を取っていけば、今から1年半後に卒業できます。ここまできたらやるっきゃない!
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